がんに克つ

父のがんを治すためにがんを研究しました。がんは意外と簡単に治ることを知ってもらえたら、亡き父も喜んでくれると思います。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

風邪と脳膜炎

『漢方の味』(鮎川静:著、日本漢方医学会出版部:1939年刊)という本をご紹介しています。今回は第7回目です。 ◆風邪と脳膜炎 これまで何度もご紹介したように、漢方医学によると、多くの病気の原因は、瘀血(おけつ=古くなった不要な血液)と水毒(体内…

関節炎と湿性肋膜炎

『漢方の味』(鮎川静:著、日本漢方医学会出版部:1939年刊)という本をご紹介しています。今回は第6回目です。 ◆関節炎と湿性肋膜炎 漢方では、体内の水分が過剰な状態を水毒(すいどく)とよびますが、これは腎臓の機能障害が直接の原因だそうです。 次に…

呼吸器病

『漢方の味』(鮎川静:著、日本漢方医学会出版部:1939年刊)という本をご紹介しています。今回は第5回目です。 ◆呼吸器病 この本が出版された当時(昭和14年)の呼吸器病といえば、肺結核が代表的なものです。これは国民病ともよばれ、日本中に大流行して…

「がんを治したスゴイ日本人」出版のお知らせ

AmazonのKindleで、このブログの内容をまとめた「がんを治したスゴイ日本人」という本を電子出版いたしました。 この本は、日本人によるがん治療の歴史を、文献調査によって明らかにしたものです。具体的には、 第一章 がんの名医 永田徳本先生 (安土桃山時…

消化剤の有害性

『漢方の味』(鮎川静:著、日本漢方医学会出版部:1939年刊)という本をご紹介しています。今回は第4回目です。 ◆消化剤の有害性 著者の鮎川氏は、消化剤についても、「治療界から此(こ)の消化剤という代物(しろもの)を取り除いたら、如何(いか)に人…

解熱剤と氷枕の罪悪

『漢方の味』(鮎川静:著、日本漢方医学会出版部:1939年刊)という本をご紹介しています。今回は第3回目です。 ◆解熱剤と氷枕の罪悪 著者の鮎川氏は、西洋医学の間違いの典型的な例として、解熱剤と氷枕を挙げています。 その理由は、熱というものは病気を…