『あきらめるのは早い ガンを治す知恵』(「新栄養」編集部:編、サンロード:1982年刊)という本の内容をご紹介しています。
今回は、宮原一男氏が編み出した「新日本延命学」という、手技によるがん治療法です。
この本には、宮原氏の経歴に関する説明が一切ないので、「「新日本延命学」受け継がれる後継者・・・佐々木繁光先生」というYouTube動画の情報をご紹介すると、宮原氏は軍医で、戦争中に中国で死体を解剖する機会を与えられたそうです。
その際、病死した人の腹部や大腿のつけ根には、リンパ腺の近くにある筋(運動神経筋)にリンパの球がゴロゴロついていたことから、これらをもみほぐす治療法を思いついたのだそうです。(次図参照)
【運動神経筋】(画像は上記YouTube動画より)
そのことを、この本では「下肢つけ根の運動神経球を指圧に似た方法でのばすことによって、あらゆる病根をとりのぞくことができる」と表現しています。
なお、ここで使われている「運動神経球」という言葉は、一般にいわれるリンパ腺の腫れを意味するそうです。
そして、体中に走っている筋をヒモにたとえると、球は一種の結び目のようなもので、結び目ができればできるほど、そのヒモは短くなるように、腹部を走る太い運動神経筋に球ができて縮んでいくと、末端部につながっている内臟器官もいっしょに引っぱられ、胃下垂が発生したり、血流が悪くなって障害がおこったり、神経が麻痺したりするのだそうです。
宮原氏によると、彼が編み出した手法を使えば、「権威ある病院でガンの宣告を受け、すでに手を施す手段がないといわれ、末期症状をあらわして死相さえみせるガン患者を救うことができる」そうで、上記の動画でも、当時のことを知る人が、大勢のがん患者が「新日本延命学」によって治癒するのを見たと証言しています。
実際の治療例をご紹介すると、東京都新宿区の久保タカさん(31)は、某大病院で脾臟肥大症といわれて入院し、精密検査の結果、「白血球が20万をこしているので、脾臟ガンに間違いない。長くて四、五日の命だから覚悟するように」と、医師からご主人に宣告があったそうです。
この人が宮原式の治療を受けると、最初の日、死人のようだった顔に赤みがさし、体温も38度から36.7度まで下がりました。
三回目の治療をするころには、肥大した脾臓が自分の手に触れなくなり、もとの正常位置にもどって白血球数も急速に減少していくのを、病院でもただビックリして観察しているだけだったそうです。
治療は五回行なわれましたが、体力は快復して脾臟にも異常はなくなり、白血球数は14,000に落ちつき、約三カ月後には退院するまでになったのだそうです。
この治療法は、現在でも継承されているようですので、ご興味のある方は「新日本延命学」で検索してみてください。